天下の米どころ「宮城県」の最北部「大崎市鳴子」。奥羽山脈より湧き出る、清らかな冷水と、山々にゆきわたる、澄み切った空気が育てた「奇跡のお米・ゆきむすび」。冷めても美味しい、もっちりした食感が特徴で、その生産量は少なく、非常に希少な品種です。根強いファンが多い品種でもあり、日本全国からご注文をいただいております。“宮城の米屋”だからお届けできる、「一粒に込められた奇跡の味」を是非お楽しみください。
天下のどころ「宮城県」。その最北部、「大崎市」の山間部に位置する「鳴子」。「鳴子」は、温泉郷やこけしの産地として有名です。「鳴子」は標高が高く寒冷で日照時間も短く、この土地で美味しいお米を作るのは決してやさしいものではありませんでした。それでも人々は米作りを続けてきました。そして豊かなふるさとの自然環境が守られ、美しい景観が維持されてきたのです。しかし、このままでは、いずれ鳴子温泉地域のような山間地で米を作る農家が消えてしまいます。「鳴子温泉地域からこの風景をなくさないために鳴子の農業を地域みんなの力で守っていこう」…そんな思いから、「鳴子の米プロジェクト」は始まったのです。
「鳴子温泉地域からこの風景をなくさないために鳴子の農業を地域みんなの力で守っていこう」…そんな思いからから始まった「鳴子の米プロジェクト」。そんな中、出会ったのが「東北181号」です。長い間、冷涼な気候のために、米づくりに苦労してきた鳴子温泉地域の人たち。山間地で田を切り開き、一生懸命お米を作っても、平成18年度からは国の支援も打ち切られてしまいます。そんな時、「こういう有望な米がある」と紹介されたのが「東北181号」と言われています。「東北181号」は、耐冷、耐病、良食味の低アミロース米品種の開発を目標に平成13年に誕生したお米でした。しかし、減反政策が進む中、新たに品種として採用しようという動きはほとんどなく、長い間埋もれていた米でもありました。それまで、山間地に向くそんなよい米があることを誰も知りませんでした。それが後の「ゆきむすび」となるのです。